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健康飲料に角砂糖7個? 犬猫のデンタルケア商品の「裏」を4色で見てみた ドッグダイナー

健康飲料に角砂糖7個? 犬猫のデンタルケア商品の「裏」を4色で見てみた ドッグダイナー

この記事の要点

  • 「体にいい」と書かれた飲料にも、角砂糖3〜7個分の糖が入っていることがあります。嘘ではなく、表に書いていないだけです。
  • 人間はパッケージの裏を読めます。犬や猫は読めず、口をゆすげず、全部飲み込みます。
  • 犬猫用デンタルケア7商品の原材料を「糖」「食品添加物」「グレー」「そのままの食材」の4色に分けると、赤と黒とグレーで埋まる商品もあれば、そのままの食材だけの商品もありました。


角砂糖、1個3.3g。

先日、コンビニの飲み物を角砂糖に換算して並べた展示を見ました。
この記事は、そこで知ったことと、そこから気づいた、犬や猫のご飯の話です。

健康飲料には、どれくらいの糖が入っているのか?

炭酸飲料に角砂糖が多いのは、想像どおりでした。
驚いたのは「健康にいい」の棚です。

  • 免疫のために、と毎朝飲む乳酸菌飲料:角砂糖4個
  • 「黒酢で活力」:角砂糖7個
  • 「1日分の野菜がこれ1本」:角砂糖5個
  • 1日分のビタミンCが取れるドリンク:ビタミンCより、添加物の品目のほうが多い
  • 血圧・血糖値をうたうドリンク:ここにも角砂糖

黒酢は、体にいい。野菜も、体にいい。
でも、一緒に取る糖のことは、表には書いていません。

「黒酢で活力」の7個は、正直、笑いました。
これだけ糖を取ったら、活力より先に眠くなりそうです。

「1日分の野菜」も、確かに野菜は取れる。
一緒に、角砂糖5個分の砂糖も取れる。
かなりの皮肉だと思いました。

なぜ「体にいいもの」で太るのか?

白状します。

私も、毎日飲んでいました。
調子が悪い日は、2本。

体にいいと思って。
でも、なぜか太った。理由がわからなかった。

展示の前で、わかりました。
角砂糖、3個。2本で6個。毎日。

ショックでした。
「健康のため」と思ってやっていたことが、たぶん、いちばん健康から遠かった。

嘘は、ひとつもない

ここが、大事なところです。

どの商品も、嘘は言っていません。
乳酸菌は入っている。黒酢も入っている。野菜も入っている。

いい部分だけを、大きな字で書いてある。
残りは、裏の小さな字で書いてある。
それだけです。

読まなかったのは、私です。
人間は、裏を読める。だから、これは私の責任です。

犬や猫は、パッケージの裏を読めない

では、犬や猫は。

読めません。選べません。
出されたものを、全部、飲み込みます。

ご飯を食べ終わった犬や猫が「じゃあ、歯磨いてくるね」と洗面台に向かうのを、私は見たことがありません。
口をゆすいで吐き出す猫も、見たことがありません。

人は歯を磨いたあと、口をゆすいで吐き出せます。
犬や猫は、デンタルケア商品も、ジェルも、粉も、そのまま体に入れます。

だから「何が入っているか」は、人間用よりも、重いはずです。

犬猫用デンタルケア7商品の原材料を、4色に分けてみた

「歯にいい」「真っ白に」と書かれた犬猫用デンタルケア商品7つ(ジェル2、粉末5)。
各社が公表している原材料表示を、1品目ずつ、4つに分けました。

赤=糖
砂糖・ブドウ糖・乳糖・トレハロース・オリゴ糖など。
黒=食品添加物
日本で食品添加物として指定・収載されていて、保存・乳化・増粘・pH調整・保湿・香味などの目的で使われているもの。
グレー=加工された機能性素材
エキス・抽出物・培養物・精製された成分・デキストリン類など。「悪いもの」という意味ではありません。原料名からは中身が分かりにくいもの、という意味です。
透明=そのままの食材
原料名を読めば、何なのかがそのまま分かるもの。

それを、ペットボトルの中身の色にしたのが、この図です。

犬猫用デンタルケア7商品の原材料を4色に分けてペットボトルで可視化した図

画像の「合計」は、糖・添加物・グレーの数を足したものです。透明(そのままの食材)は数に入れていません。

商品 添加物 グレー 合計
A社
ジェル
0 3 23 26
B社
ジェル
1 7 21 29
C社
粉末
3 0 7 10
D社
粉末
1 3 1 5
E社
粉末
1 0 3 4
F社
粉末
1 0 0 1
食べる
歯磨き革命

粉末
0 0 0 0

赤と黒とグレーで、ほとんど埋まっているボトルがあります。
角砂糖どころの話ではありませんでした。

人間用でこれなら、ペット用はもっとすごい。
薄々そう思って調べたのですが、思った以上でした。

粉末タイプ6商品のうち、5商品に「イソマルトオリゴ糖」か「乳糖・ブドウ糖」が入っていました。
なぜ歯のための商品に糖が入っているのか。たぶん、犬や猫に食べてもらうためです。甘いほうが食べる。
それ自体は、悪いことではないと思います。

ただ、知らないで与えるのと、知っていて与えるのは、違う。
私たちは、そう思っています。

犬の歯周病は、どれくらい多いのか?

3歳以上の犬の約80%に歯周病があると言われています(American Veterinary Dental College)。

歯周病は、一度なると元には戻りません。
だから、なる前に、毎日のケアが必要です。

でも、毎日歯を磨ける飼い主は多くありません。
嫌がる子もいる。時間がない日もある。

そんなときに「ご飯にかけるだけ」の商品を使うなら、なおさら、中身を見てほしいのです。
毎日、飲み込むものだからです。

【ここからは宣伝です】

正直に書きます。
図の右端の透明なボトルは、私の会社の商品です。

食べる歯磨き革命は、原材料が5つ。
青パパイヤ、酵素、くま笹、食物繊維、プロポリス。
糖 0、食品添加物 0、グレー 0。エキスも抽出物も使っていません。だから、原材料が全部分かります。

食べる歯磨き革命

食べる歯磨き革命

形状 粉末(ご飯にふりかけるだけ)
対象 犬・猫(生後4ヶ月頃からシニアまで)
内容量 30g/100g(お試し5gもあります)
1日の目安 体重6kg未満 0.5g/6〜15kg 1g/15〜25kg 1.5g
原材料 青パパイヤ、酵素(穀物麹:白米・大麦・玄米・赤米・粟・ヒエ・キビ・タカキビ・黒米)、くま笹、食物繊維、プロポリス
成分 301kcal/100g、炭水化物85.8g/100g
製造 日本
販売者 ドッグダイナー株式会社

歯磨きが嫌いな子でも、ご飯にかけるだけなら、今日からできます。

食べる歯磨き革命を見る

最後に。パッケージの裏を、見てください

もちろん、他社の商品でも構いません。

ただ、ひとつだけお願いがあります。

パッケージの裏を、見てください。

人は、口をゆすいで吐き出せる。
犬や猫は、全部、飲み込む。

だからこそ、何を選んで、何を与えるか。
少しだけ、考えてみてほしいのです。

私は、自分の飲み物の裏さえ読んでいませんでした。
その私が言うのも変ですが、だからこそ、言えることがあります。

裏を見る。
それだけで、もう大きな一歩です。

食に、ほんの少し興味を持つ。
その「ちょっと」が増えていくと、世界は、少しやさしくなる。
ドッグダイナーは、本気でそう信じています。

よくある質問

Q. 犬猫用のデンタルケア商品に、糖が入っていることはありますか?

A. あります。今回の7商品のうち5商品の原材料表示に、イソマルトオリゴ糖・乳糖・ブドウ糖などの糖が含まれていました。

Q. 食品添加物が入っていれば、悪い商品ですか?

A. この記事は良し悪しの判定ではありません。「入っているか、いないか」の事実だけを示しています。判断は、パッケージの裏を見て、飼い主さんがしてください。

Q. 「グレー」は、危険という意味ですか?

A. いいえ。エキス・抽出物・培養物・精製された成分など、原料名からは中身が分かりにくいもの、という意味です。安全性の評価ではありません。

Q. 画像のボトルの色の割合は、配合量ですか?

A. いいえ。原材料の品目数の比率です。配合量は各社とも非公開なので、糖・添加物・グレーそれぞれの量は計算できません。

Q. パッケージの裏の、何を見ればいいですか?

A. 「原材料」欄です。多い順に書く決まりなので、1番目に書いてあるものが、一番多く入っているものです。

※飲料の角砂糖換算は、角砂糖1個3.3gとして換算した展示の数値をもとにしています。
※原材料は各社の公表表示によります(2026年9月時点)。表示は変更される場合があります。
※分類は当社の基準によるものです。グレーは「危険」を意味するものではありません。
※画像の色の割合は原材料の品目数の比率です。配合量ではありません。
※品目数の多い少ないは、品質の良し悪しを示すものではありません。
※ジェルは塗るもの、粉末は食べるものです。
※本記事は健康食品の情報であり、病気の診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状がある場合は動物病院にご相談ください。