「無添加」と「残留農薬の検査」は、確かめていることが違います。大切なのは、安心できそうな言葉から、確認できる情報へ一歩進むこと。
「無添加だから安心」で、選び終えていませんか?
愛犬のために選んだその言葉が、残留農薬まで確認したことを意味するとは限りません。だからこそ、次に見てほしいのは、商品の説明と検査の中身です。
「入れない」と「調べる」は、別の話
添加物は、製造などの過程で使われるもの。残留農薬は、農産物の生産で使われた農薬などが食品中に残ることに関わるものです。「何を添加していないか」という説明だけでは、残留農薬の検査項目や結果までは分かりません。
また、添加物の有無だけで、商品の安全性全体が決まるわけでもありません。「無添加」という言葉を見たら、まず何を使っていないのか。そのうえで、原材料や品質管理について、どこまで説明されているかを見てみましょう。
農薬は、名前だけで判断しない
「農薬」と聞くと、不安になるかもしれません。しかし、健康への影響を考えるには、物質の性質だけでなく、摂取する量や期間も重要です。人の食品では、長期と短期の摂取を考える指標を使って評価します。人の指標をそのまま犬に当てはめ、体重だけで安全な量を計算することはできません。[1]
ペットフードにも、一部の農薬や重金属などについて成分規格が設けられています。「名前が怖い」「少しでもあれば危険」と決めるのではなく、適用される規格と、その商品について確認できる情報を見ることが大切です。[2]
検査成績書は、三つの順番で読む

一つ目は、何の商品を調べたか。検体名や日付を見て、検査した対象を確認します。
二つ目は、何を調べたか。残留農薬と書かれていても、対象の物質は検査ごとに異なります。
三つ目は、どこまで測れる検査か。結果と一緒に、検出限界や定量下限などの注記を読みます。
「未検出」は、あらゆる農薬が完全にゼロという証明ではありません。検査には検出できる量の限界があり、定量下限未満もゼロとは異なります。成績書の表記を確かめ、その結果が示す範囲を理解しましょう。[3]
ドッグダイナーが公開していること
ドッグダイナーの「安心・安全への取り組み」では、過去に実施した対象商品の検査結果・成績書を公開しています。気になる商品が対象か、どの項目を調べたのかを、ご自身でも確認できます。掲載された結果を、すべての商品・製造ロット・農薬へ広げて受け取らないことも大切です。[4]
よくある質問
Q. 「国産」なら、原材料もすべて日本産ですか?
A. そうとは限りません。原産国表示は、実質的な変更をもたらす最終加工工程を完了した国を示します。原材料の産地を知りたいときは、別に確認しましょう。[2]
Q. 検査結果が公開されていない商品は危険ですか?
A. 公開の有無だけでは判断できません。まずメーカーに、原材料の管理や検査の内容を問い合わせることができます。
Q. 何から確認すればよいですか?
A. 原材料表示を読み、次に検査対象の商品名と項目を確認してください。分からない点を一つずつ確かめるだけでも、選ぶ理由が具体的になります。
愛犬のごはんを選ぶとき、今日から一つだけ。「安心」という言葉の先にある情報を開いてみませんか。ドッグダイナーの「安心・安全への取り組み」で、公開している検査情報をご覧いただけます。[4]